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日大アメフト部の宮川選手による悪質タックル・反則プレーの問題で、日大アメフト部の選手が29日に声明文を発表しました。
しかし発表された声明文の内容は、内田正人氏や井上コーチの指示があったのかどうか・・・その核心部分については一切触れられていません。
事前のニュースでは、”現役部員らが「内田前監督らの嘘を暴く内容になる」などと話している” ということも一部報道で伝えられていました。
そういった報道もあって、暴露の内容も期待されていただけに、この声明文の内容を見たネット民からは
- この腰砕け声明文は何なの?
- 声明文の主旨がわからない。期待ハズレにも程がある
- 随分弱腰の当たり障りない文書出してきたな
- 日大とコーチ陣の圧力に屈したんか?
- 内田氏の圧力がかかっているとしか思えない
- 宮川選手の味方は部内にも誰もいないのか…
そんな声が上がっています。
事前に「嘘を暴く」と言われていたのに、なぜ日大アメフト部の声明文は期待外れ・腰砕けの内容になってしまったんでしょうか?
その理由は、やはり日大組織やアメフト部コーチ陣の圧力がかかったからなんでしょうか?
★追記 6/7:内田正人前監督に文春砲!裏金受取疑惑!
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日大アメフト部の声明文の内容が期待外れ…その理由は?
日大アメフト部が発表した声明文を要約すると、以下の通りになります。
- なぜこのようなことが起こってしまったのか、部内で何度も話し合ってきたが、まだ明確な答えが見つけられていない
- 捜査機関による捜査や大学が設置する第三者委員会の調査には全面的に協力する
- 捜査・調査では、私たちが信じているチームメイト(宮川選手)のように、誠実にありのまま全てを話す
- 宮川選手がとても追い詰められた状態になっていたにもかかわらず、手助けすることができなかったアメフト部の責任はとても重い
- これまで、監督やコーチに頼りきりになり、その指示に盲目的に従ってきてしまった
- それがチームの勝利のために必要なことと深く考えることも無く信じきっていた
- 監督・コーチとの間や選手間のコミュニケーションも十分ではなかった
- そのようなふがいない姿勢が、今回の事態を招いてしまった一因であると深く反省している
- 日大アメフト部全体が生まれ変わる必要があることを自覚している
- いつか日大アメフト部が、部の指導体制も含め生まれ変わったと認めて頂いた時には、心から愛するアメフトを他のチームの仲間たちとともにプレーできる機会を、お許し頂ければ有難いと思っている
- またそのときには、可能であれば宮川選手にも再びチームに戻ってきてもらい、一緒にプレーできればと願っている
この声明文を見る限り、宮川選手が起こした悪質タックルについて、内田氏や井上コーチの指示があったのかどうか?
その内容には一切触れられていません。何の肯定もしてなければ、否定もしていませんね。。
「監督コーチの指示に頼り切り・・・」「監督コーチと選手のコミュニケーション不足」という文章を見ると、
”内田氏は指示を出したけど、選手間のコミュニケーション不足だったので宮川選手が指示を勘違いしてしまった”
宮川選手に全ての責任を押しつけている・・・という風にも捉えられかねません。
アメフト部の学生も自己保身しているかような内容にも見えてしまいます。
また、「戻ってきてもらい、また一緒プレイできれば」という所にも、未だに事の重大さを認識していないように見えてしまいます。
「アメフトを2度とプレイするつもりはない」と話していた宮川選手の覚悟には、なんの慰めにもなりません。
この声明文内容だと、内田氏の会見での発言や、日大が関学大に送った回答書と一緒で、主旨が不明・曖昧なものになってしまっています。
ただ世間は、「嘘を暴く」と伝えられていた日大アメフト部の声明文に期待していたので、期待外れで腰砕けの内容…という感想を持つ人がほとんどです。
出さない方がまだマシだったんじゃないか…?と思えてしまうような声明文でした。
コーチ陣からの圧力がかかっていた…!?
現役日大アメフト部の声明文が、このような内容になってしまった一番の理由として、まず考えられるのが
「日大組織や上からの圧力がかかっているんじゃないか・・・?」ということです。
指示についての核心的な部分が書いていないのを見ると、そう思えますよね。。
声明文を発表すると決まった時点で、残念ながら圧力がかかったとしか思えない内容です。
実際に、圧力をかけたようなことを裏付ける出来事がニュースで報じられているんです。
部員のミーティング中に、コーチが弁護士連れて乗り込んで来て「声明文を出すな」と恫喝されたと言われています。
また、この声明文を出すにあたり、コーチ陣の妨害があったというから驚きだ。
選手たちが声明文を出すためのミーティングをしていると、突然(井上コーチとは別の)コーチが弁護士とともに現れ、「声明文を出すと自分たちの首をしめることになるぞ」と発言。別の日には隣の部屋にコーチがほぼ全員集まり、ミーティング中の選手たちを6時間ずっと「監視」していたという。まったく「怖い」「異常」としかいいようがない。
(引用:http://news.livedoor.com/article/detail/14779091/)
アメフト部の選手たちも、内田氏や井上コーチの指示について、本当はもっと突っ込んだ内容を書きたかったんじゃないでしょうか。
しかしコーチ陣が(もしくは日大上層部・理事が)これを良しと思わずに、圧力をかけて、本来伝えようとした内容を無理矢理変えさせられた・・・
なので肝心な部分がぼかされて、こんな表現に落ち着いてしまった・・・という可能性も十分考えられます。
現役のアメフト部の学生としてはできることは、現状はこれが限界だったのかもしれません。
本当は反旗を翻したい人もいるかもしれませんが、就職先が決まっている4年生など、背負っているものや、抱えているものが部員によって違います。
泣く泣く圧力に従わざるを得なかったのでしょうか。。
現役学生たちは、嫌なら「日大を辞める」という事は簡単にできると思います。
ただ、現役生の流出以上に深刻な問題なのが、アメフトをやる為に日大に入学する新入生が居なくなる事です。
もし学生に対して圧力をかけていたのが事実だとしたら、そういう事が全く理解できていないと思います。
このことが悪影響になり、さらに自分たちの首を絞めて、日大に対する信頼もさらに無くなります。
日大の組織やコーチ陣は、この後に及んでまだ自分たちの置かれている立場や、事の重大さを理解していない・・・ということなんでしょうか?
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まとめ
今回は日大アメフト部の声明文の期待外れの内容、そうなった理由についてお伝えしました。
これから日大が生まれ変わるためには、現状の立場や事の重大さをどれだけ重く受け止め、日大組織から内田正人氏や息の掛かったコーチ陣を切れるかどうか…
そこにかかっていると思います。
ただ、今の日大組織が田中理事長に牛耳られている現状では、実際内田氏を切るといった行動に移すのは、ほとんど不可能なように思えてしまいます…
今後は日大田中理事長にも追求が入るんでしょうか?現在本人は内田氏同様、雲隠れしています・・・
関東学生連盟による規律委員会では、反則は監督とコーチの指示」認定して、内田氏や井上コーチは除名処分が下されました。
つまりアメフト界から永久追放されることが決まりました。
アメフト部の学生たちは声明文で「全面的に協力する」と発表しているので、規律委員会や警視庁の捜査で本当のことを話すかもしれません。
これからさらに粛々と捜査が進んでいくと思うので、日大のこれからの動向に注目したいと思います!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
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